とだがわこどもランドさんマホナオワークショップ『かき氷マンをつくろう!』でした〜!
愛知県名古屋市港区にあるとだがわこどもランドさんでのマホナオワークショップでした!
ニシムラマホさんと二人で担当させていただいている幼児クラスの造形ワークショップ。調べてみると、はじめてとだがわさんでワークをさせていただいたのは2014年12月。早くも7年目に突入していました。
身の回りの素材や、活動で巡ってきた様々な素材をもとに、こどもたちに自由に創作をたのしんでもらうこのワーク。今回は『かき氷マン』をみんなでつくりました。
↑サンプルのかき氷マン
氷にみたてた発泡スチロールを削ってかき氷にして、それぞれ素材を工夫しながらデコレーションしてつくる、暑い夏を涼しくしてくれるヒーローです。
ワーク内容に大枠はありながらも、つかう素材・制作のプロセス・時間配分もそれぞれのリズムで進めていきます。かき氷を削るところがたのしかった子は、そこをじっくり。つくりながらどんどん形が変わっていく子。イメージして精巧につくりあげていく子。平面に展開する子。立体になっていく子。物語の空想をふくらませていく子。同じ素材も、つかう人で変化します。また、同じ回に参加したメンバー同士での相互反応、関わりあって作品が変化していきます。
↑かき氷マンのもと
ダンボール・たまごパック・紙の端材・ビニールなど… 割り箸の袋とか、うーん、これはさすがにゴミにする?でも、もしかしたらつかってくれる子がいるかも…っと、素材スペースに並べておくと、思いもよらぬ変身が。
なかには、どうしたらいいの?と戸惑う子もいますが、どこかフックにひっかかると世界がバッと広がっていきます。何気ない素材からうまれる作品は、ほんとうにとりどりで、見ている大人がわくわく。ひらめいた!の瞬間を間近で見られることも、大きな喜びです。
はじめてのときは、素材を選ぶときに取りすぎたり、ケンカが起きたりするんじゃないか、そんな心配もしましたが、実際にはほとんど起こりません。自分がつかいたいもの、必要とするものを少しずつ、無いならば、あるもののなかから発想・工夫してやってくれます。その姿に学んだり、大人の価値観や思い込みを反省します。
『レシピにあわせて素材を準備することが多いけれど、このワークは素材から発想していくのがいい』『決まった数ではなくて、いくつでも自由に素材を選べるのがうれしそうだった』『集中している姿に驚いた』など親御さんからも感想をお聞きしたり、2日間でリピートして来てくれる子たちもいました。マホさんと自分たちにやれるワーク・やりたいワークとか何気なくおしゃべりしていくなかで、見本に近づけていく技術や精巧さを高めていくのも大切なことですが、子どもたちを取り巻く環境に、このワークのような場はそこまで多くないみたいだなと、あらためてこのワークの立ち位置みたいなものをまた認識したので、久しぶりにブログにしてみました。
今回もたのしかったー!!マホさんスタッフさんと、終わってから毎回ワクワクふりかえります。またまた、すばらしい作品がたくさん!タイミングなどて全てを撮影できていませんが🥲
次回は来年の1.2.3。令和4年1月23日です🎵