『白と白のあいだ』ありがとうございました。

たのしかった〜。土曜日のYKO鈴村由紀ダンス公演プロジェクト『白と白のあいだ』が無事に終演です!

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今回も、ゆきおさん、そしてホワイトキューブさんに自由に表現をさせてもらって…。ありがたいです(-人-)本編55分+延長戦15分ほどとなりました。

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OHPを担当しました。今回ふれてみてOHPはプロジェクターとは全く別のものでした。プロジェクターは光。OHPは影。f:id:takinao:20150223163208j:plain

マホさん・ゆきおさんの身体と影、線。空間に背中をむけOHPと向き合うことをチョイスしたので、始終目で見ることはできなかったのですけど、振り返ったときに見た線と身体の美しさハッとしました。

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空間の支配率が高いOHPを扱うにあたって、時間や過程、対象と共生することについて考えざるをえませんでした。そこがすばらしいの、ちょこちょこツイートしてたモノコトこころさんのパフォーマンス。ふだんは大須にあるモノコトというお店のオーナーさんで、ホロンというユニットでOHPを用いてダンスとのパフォーマンスをされてます。影をつくるモノ、対象、お客さんの感じかた、それらを正しく見つめながらの表現。愛するということは正しく見つめることだ…と思ったりしながら。とにかく、すばらしいのです。
そんな素敵なパフォーマンスに触れることによって、逆にエゴでいっぱいな自分が見えてきて。昨年からYKOでこうしたパフォーマンスに組み込んでもらうようになったのですが、純粋に表現させてもらう分、まあ見えなかったり見ないようにしてたところが面白いようにボコボコでてきて。あきれるくらいにやりたいことしかやらない自分に気づきました…。今回のパフォーマンスでも、やっぱりそちらを選ばせてもらって。画面に対して背中を向けて、OHPの影じゃなくって、光のほうと向き合わせてもらい。そのチョイスを許してもらえるYKOという場に(-人-)全体の流れは、画・映像・身体の入り乱れるところから、空間、画づくり、そして釘が出てきたりしての半立体まで!それぞれの瞬間に起こる衝動や、持っていきたい方向へと揺れ動きながら、しだいに着地していきました。
見てくださる方々の、見い出す力、広がっていくイメージの豊かさにも感動しながら。皆さんほんとうにありがとうございました。

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ショーウィンドウを撮影するマホさんとストレッチ中のゆきおさん。

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入り口では、ダンスのみに表現欲がとどまらぬゆきおさんから生まれた絵画作品や、マホさん作品を展示。マホさん&オーナーちえさんによる展示でりっぱな3人展に!

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わたしは昨年のYKO公演のときに描いたものや最近描いたものなど、油絵しばりのチョイスで。なかなか濃いい絵って描いたまま日の目を見ること少なくなっちゃって、ここならば〜!って^^ マホさんと2人展のときに制作したコラボ絵も展示してもらってました!


さてさて、ディープな2月が終わりに近づきまして。道ばたにはオオイヌノフグリが咲きはじめたり。いよいよ春ですね〜!4月ころからイベントなどなど出没していきますので、またどうぞ、よろしくお願いいたしますっ^人^