「CINEMAS」大瀧ヌーさん 1 Full Album リリースワンマンライブ@今池tokuzo ありがとうございました!
大瀧ヌーさんレコ初ワンマン「CINEMAS」@今池得三ありがとうございました!
その灯ぐらしさんのキャンドル演出がほどこされた満員御礼の会場。
ジャケット表紙の椅子と本がぽつりと。「それぞれのみる幻」をテーマに、この日に発売された1st full album「その幻にふれる」の楽曲と、これまでにも愛聴されてきた楽曲とが演奏されました。
オープニング映像と語りからはじまり、映像とともに味わう第一部、バンドの生音をダイレクトに感じられる第二部。編成も楽曲にあわせて移りかわり、その時々に波の音や虫の音… 楽曲をとおして、見てくださる方それぞれのなかで幻が投影されるようにと組み上げられた構成でした。衣装もこの日に合わせてメンバーさんやアートラボスタジオQの小林広恵さんによって制作されました。それぞれの雰囲気を色や制作する姿から感じられて、すごく素敵でした!
キーボード ミキティーのうたいながら演奏しているたのしそうな姿… 生き生きとした情感あふれる音と、演奏する姿、とってもすてきでした。衣装の制作でもその感じすごかったです。ベース・コントラバス ハジメさんの、丁寧に向き合い心を尽くす姿も感動的でした。当日パンフレット、ジャケットのタイポグラフィ、エンドロールなどデザイン物の制作を総合的に担当も。穏やかで静かな佇まいの奥につよく灯る炎すごい。
パーカッション ジンさんの一音ずつを慈しむように奏でる姿、やわらかく表裏をながめとらえる眼やことばの鋭さと大きさ。ライトドローに対して無自覚な部分を引き出されるようなこともありました。チェロ 神倉さんの、空間と呼吸しながら響かせる音。発した音、起きた出来事を受けいれるという姿勢と哲学の背景に、それを支える確かなものを感じました。
ドラム 片桐さんの音は身体にクリアに響いてきて、自然にリズムと一体になるような…未熟者で耳ではわからないのですけど、言葉からバンドサウンドがどれほど微細な音の関係性で成り立っているのかを思わされました。フルート 藤井さんは、音も存在もやわらかくあたたかな風のよう・・・。いつでもああして立てるのすてきだなぁ。。。
そして、遠くを見据えて、ストレートにうたうボーカル・ギター ヌーさん。イメージの明確さと、それを実現させる想いの強さと、想いだけに頼らない冷静で客観的な視点。人に伝える力。音楽でも、ジャケットのアートワークにしても、それ以外でもすごかったです。
そんな濃いバンドのみなさんと、みなさんで交わされたろう濃密なやりとりを楽曲からも垣間見ながら、どんな風に向きあうべきかを考えて、今回は事前にじっくり楽曲をききながら.tt映像を制作すること、ライトドロー映像を事前に撮影しておいたものと、本番にライブカメラでドローしたものとを重ねて投影するという手法をとりました。いつもどおり写真部分はまるっとしんさんおまかせ。「F」のシーンぐっときたな〜
以前にライブで聴いてから「あたためる程度で」がとてもすきで、映像シーンにはいってたのもこっそりうれしかったです。感動しながら映像つくりました。
あとから聞いたらキャンドルと映像とで起きた現象も面白かったみたいで、みたかったなぁ。。。こうして共有できる時間がとにかくうれしくて、たのしかった〜。時間が過ぎていくのが惜しくて、いとおしい時間でした。
ほんとにすごいライブで(/_;)アルバムのなかでは特に「夜 照らす」が好きなんですけど、衝動的につい前方にみに行っちゃた。お客さんのご迷惑にならぬようには気をつけた、はず、、、;人; かっちょよかった〜〜。「連呼」も目の前が滲まずいられませんですよね… と、言い出すと全曲について語りだしそうだからこのへんで、、、
あたたかなお客さんや、素敵なメンバーさんとご一緒させてもらい、いい作品に参加できたこと、ほんとに幸せでした。みなさんの、このライブをつくっていく姿も学ぶところばかりでした。
こちらのfacebookページで、イベントに向けてのヌーさんの想いや、メンバーさんの紹介などもされていました。どうぞ読んでみてください。
【SOLD OUT】大瀧ヌーレコ発ワンマン「CINEMAS」
ヌーさんのアルバム、しばらく店頭委託は行わずに出演されるライブ会場で直接販売の形をとるそうです。.ttで表紙や歌詞カードなどのヴィジュアル制作お手伝いさせてもらっています。
音源はもちろんのこと、そちらもとても素敵な仕上がりになっています。人生のおともに、ぜひともお手にとってみてください〜。
▽今後のヌーさん情報はこちらをどうぞ
https://www.facebook.com/OotakiNu/
こんな風に過ごしてるなんて、数年前には思いもよらなくって、ほんとに人生ってふしぎですね。。。長いか短いかわからない人生のなかでこうして同じ時間を共有できること。ライトドローという手法ともっと仲良くなって、高めていきたいなと思わせてもらったし、これは自分の業から生まれたものだとあらためて気づいて、大切にしたいことを認識しなおせた感じもしています。
私はここから5月の個展に向けてぐぐっと潜っていきたくて、このライブがその力になる気がとてもしていましたが、やっぱりそうなりそうです。
ご来場くださったみなさん、応援してくださったみなさん、
ご一緒させてくださったみなさん。
あらためまして、ほんとうにありがとうございました!
そしてお疲れさまでしたm(_ _)m