音楽×キャンドル×映像「なんかあったかい夜」@cafe dufi ありがとうございました!(千種/愛知)

ライブ&アートイベント「なんかあったかい夜」たくさんのお客さまにも恵まれ、無事に終演いたしました!お越しくださった皆さま、ご一緒させていただいた皆さま、ありがとうございました…!m(_ _)m

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dufiさんの空間に、新栄のキャンドルショップ「その灯ぐらし」鈴岡さんのキャンドル。転換中はDJも!こちらはリハーサルのときの浦林くるみさん。当日は29の日、スペシャルメニューのビーフシチュープレートも登場でした♪

歌の力をストレートに感じる、浦林くるみさん・大國ケンタさん、そしてイベント主宰の大瀧ヌーさんという3組のアーティストさんが出演されたこのイベント。「うみのおと」で会場音楽を制作してくださったり、ライブイベントでご出演お願いしたミネさんこと近藤寛峰さんも、たまたま大瀧ヌーさんのサポートで参加されることにもなって、ペインターのゲスト出演にアートラボstudioQの小林広恵さんも出演されることになって、初めての空間、初めてご一緒させていただく方も多いなかのホーム感も心強かったり。

今回もプロジェクターをもちいてライブドローイングの映像を投影するというスタイル。セッティング、dufiさんにアドバイスやご協力をいただいて、イメージに近い場所に投影することができてありがたかった〜T_T 

開演前はなんだか緊張してるようなしてないような落ちついてるような落ちついてないような。。。とりあえず散歩して、大事にしたいこと確認してみたり、気づいたらTORIDEさんの前に出て、おお!位置関係こんな感じだったのか!となってみたりしてました笑
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ひと組目、浦林くるみさんの歌とともに生まれた色たち。空間全体でとらえた写真がないので、動画のスクリーンショットより。実際には、会場の雰囲気もあって、きっともっとやわらかくなっていたんじゃないかな…

私は、くるみさん、大瀧ヌーさんの楽曲とともにライブドローイング。最近は、光だけのシーンもあるので、ライトドローイングなのかな?と思ったりしていますが、即興で映像表現をさせていただきました。

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くるみさんの伸びやかで強くやさしい声とか、ぽうっと揺らぐキャンドルの灯りみたいな。さみしさ、かなしさ、自分の弱さ。全てを素直に、ちゃんと見つめながら。光を見いだすような。そして、そこに灯りをともしていくような、力強いあたたかさ。どうしたら表現できるかな?と、思いながら。

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こちらは大國ケンタさんと、ペイント小林広恵さんのシーン。

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広恵さんは油彩の画家さんでこうしたライブイベントに出演されるのは、ほぼ2年前にライブペイントしたきりだとお聞きしてます。さらに大國さんの楽曲を聴くのも今回が初めての、丸っと即興のドローイング。

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f:id:takinao:20151130182504j:plain曲ごとに紙を変えながら。音からうまれる色の筆致が、イメージとなったり、朧げな気配となったり。普段から遊んでるという大國さんとヌーさんの掛け合いに、ビール片手に和みつつ。背中を押すような、力強くあったかな曲たち。はじっこでリラックスしてたのしませてもらいました♪^^


こちらは大瀧ヌーさんの楽曲からうまれた色たち。

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今回はステージに背中をむけてのドローイングだったのですが、大國さんシーンでリラックスできて、演奏前にステージを眺めることもできました。ああ、ここに投影されるんだな。こうして、空間を共有しているのだなってあらためて実感したり。しかし、なんかリラックスしたつもりが、逆に手が震えだしちゃってたけど… 燃えあがってなのかしら…
ヌーさんの透明感と、やわらかくて繊細な情景、そして熱いハート。それらの色を表現したいなと思いながら、力強さに描かされるような時間でした。

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中盤は小林広恵さんとのドローイングセッション!下部に広恵さん、上部に自分が。

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色を置きながら、下で広恵さんの線が進んでいくのを眺めるの、すごくたのしかった…!ヌーさんとご一緒できることがきまったとき、もう少しイメージを描くことができたならなぁ…と思ったりもして、このへんのシーン、なんだか近いものを広恵さんに叶えてもらえてるような気持ちでした。

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「いとおしいのはいつも不完全」では、広恵さんの絵とソロで絡ませてもらったり。しみじみいい曲、沁みいる。ドローイング、ひとりでやりながらも、ふっとまた浮かびあがってくる絵に、ひと気を感じてうれしかったりしました。

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ラストは出演者の皆さんでセッション!!!

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映像は、皆さんがフリートークをされているときに、広恵さんと探りつつ遊んで見つけた美しさで。セッション、あったかくって、皆さんを眺めながら光をつくるのすごく幸せでした。

思いだして、ぽうっとなんかあったかく、幸せな心地がよみがえってくる夜。空間をご一緒してくださった皆さん、サポートしてくださった皆さん、ほんとうにありがとうございました…!!m(__)m


音楽はそれだけで聴くひとの心にイメージが広がり、温度が、気配がつたわるゆたかなもの。そんな音楽とともに視界を有するということは、ご一緒できる喜びとともに、責任も感じます。
やりながら、「足りない」と痛感することあるけれど、終わってフィードバックしてもらった感想から、その「足りなさ」も大切なことであったように、今は思い至っています。

「足りない」けれど…!と落とすひとつの色からの広がり、感じとるもの。学んだり、経験を重ねていったり、努力することで高まっていくもの、技術的なことも大切にしながら、でも、捉えきれないものに対して、未熟でも今の自分で足りなさを感じながら、やるということ。いつでも、壮大な世界をちゃんと感じながら、足りないことは悔しいことでもあるけれど、きっと足ることなんてなくて、それをちゃんと認識しながら、でも挑み、ふれることをたのしみながら、やることができたらなと思いました。

今回は、2組でドローイングさせてもらうということもあり、はじめてプロジェクターを用いたときのセッティングも久しぶりに取り出して準備。そのときについたままだった1年ちょっと前の絵の具を落としながら、不思議な心地になりました。1年、短いようで長いな。濃かったな…

プロジェクターを用いたドローイングは、今週末の5日にも鑪ら場さんにてMoNoSiRoさんとご一緒させていただきます。こちらはKANAMORINさんと孤独部かしやましげみつさんのツーマン企画。ジャンルにとらわれず面白い表現をされる皆さんが集まってます。

また詳細あらためて!

重ね重ね、皆さまありがとうございました…!!!!!m(__)m