イヤシロチGREENS 看板制作のペイント&撮影でした!

「よるのうみ」イベント当日の12日は午前中も色水ペイントしていました!
農で起業される真野文宏さんのイヤシロチGREENSの看板に関わらせていただけることになったのです…!

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ドーン!!看板制作のなかでうまれたひとコマ。か、かっちょい………


お話をいただいて「こんなイメージ」として提案もらったのが、ハポンで月永進さんが撮影してくれた、この色水の写真でした。

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イヤシロチGREENは、竹パウダーと微生物の力で、無農薬、化学肥料不使用、循環型肥料で生命力あふれる作物づくりをされています。 イヤシロチGREENSホームページはこちら。

色をおいたのは自分ですが、ここをこう切りとるのは月永さんの目と力によるもの。「けしきのスナップ」もですが、切りとるひとの目によって、画に新たないのちが生まれます。真野さんからは、地球や自然のもつ美しさや優しさだけでなく、凶暴さ得体の知れなさ。一生かけても理解しかねるほどの自然の摂理の果てしなさ。それが微生物の世界でありこの生態系の絶妙さ。そんなお話がありました。これは月永さんが向き合っている世界観にも近くて、だからこそこういう画面がうまれた。これは力を借りなくてはと、色水ペイントしている様子を撮影してもらうスタイルでの制作。

真野さんの農や地球にまつわるお話を聞きながら色水でペイント。

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その画面を進様がカシャリ!
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するとこんな世界がうまれて…………

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次はこんなテーマで。とか、真野さんからお話もらいつつ、ノせてもらいつつ。5ステージくらいやったかな?全部で300枚強でしょうか。さまざまな画がうまれました。

真野さんとは以前に音楽で活動されていたときに出会っているのですが、自分が見ている世界よりも、ずっとずっと大きく深くて、広くて、やさしくて、強く、現実をみすえていて。こうして自分が関わらせてもらえること、恐れ多いような気持ちもあるのですが、現在取り組んでいる農についても、応援することしかできないですが尊敬していて、そこにこういう形で関わることができて、すごく光栄でした。

看板は今月末にできあがる予定ですので、またご報告いたします。どの世界がえらばれたのか、どんな風にできあがるかドキドキします。

イヤシロチGREENSはfacebookでも活動が随時紹介されていますので、ぜひこちらもご覧になってみてください。こちらです。

こういった色水を月永さんに撮影してもらうということ、ハポンでぜひやってみたいと思いながら実現しきれなかったことで、お仕事でやらせてもらいながら、ものすごくたのしく、やっぱり面白く……。自分が見ていたものと、また切りとられる世界が違っていて、しかし確かにあのときに存在していたもので、そしてもう消えてしまったのに、新たないのちを得て、息づいている。やりたいことが逆だからこそやってもらえることで、ほんとうにこんな画を見ることができてうれしい…。ここから、またもくもくと、やってみたいこと妄想をふくらませてしまいます……。。。

あと、自分の目には暗い色としかうつっていなかったものが、写真になると様々な色がうつっていて、こんなに豊かだったのか!ということにも驚きました。暗い色というのは、いろんな色が混じりあってできる、深い色だったんだな…!もっともっと目を凝らして、見えないものに研ぎすませ感じとっていきたい。

そんなこんなを思う、濃いい1日でありました……………。